2019年04月28日

基をなすもの

茶道を学んだ裏千家の専門学校の玄関の入口には『道』『学』『実』の文字がかかっている。何事にも目標が必要であり、芯となる哲学が必要です。先日懇意にしていただいている書を通じて世界に平和を伝えている伊東天真さんと会いました。
今回大切なことを教えてもらいました。ここ2年ほどairbnbの体験ホストとして家内とともに国内外の方に茶道を伝えていますが何故お茶を人に紹介してるのか明確に説明が自分の中でまとまっていませんでした。初めて茶道を体験する方に何故茶道を通じて体験を提供しているのか。
一碗のお茶を通じて人を笑顔にしたい。実社会では自分と同じ気持ちの人もいれば別の考えを持つ人もいて混沌としています。人はこの世にいる限り価値観の違う誰かとともに暮らしていかないといけません。だからこそぶつかり合ったり慰めあったりしながらこの不安定な世の中でいきています。
だからこそ、ほんのひと時だけでもそこから離れた世界に身を置くことが大切なのです。
今に生きながら、非現実世界を創造しそこにひと時身を置く。人間の不可思議な行動かもしれませんがそれがないとやはり生きていきにくいのでしょう。
お茶の創り出す空間は刹那的なモノですが、この部分にこそ人生を生きていくに必要な甘露の部分があるのでしょう。


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2019年04月22日

原点回帰の予兆

今の茶道の風潮はおそらく戦後になって出来上がってきたもの。先の大戦後、十四代千宗室、若宗匠であった十五代千宗興若宗匠(鵬雲斎大宗匠)敗戦色の雰囲気であった当時の日本を茶道という文化をもって世界に発信したところが始まり。戦後70年以上経つと世代の交代が現実味わわ帯びてくる。幸いにも当時の書籍を手にすることが出来る時代。読み返してみると戦後茶道創世時の先人の熱い想いがひしひしと伝わってくる。
今一度、振り返り、時代を築き上げた人たちの心に触れ、現代に生きることとは何かを教わってみたい。

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2019年04月09日

入学式

今日は長男の入学式でした。
東京に住み始めた年に長男が生まれました。もう13年も住んでになります。滋賀が18年、京都が18年、東京が13年になりました。慣れない東京暮らしもようやく板についてきて、あと5年すれば関西にいた年数と同じになります。月日の流れは年々早くなってきます。うかうかしたいられません。
今日学校の生徒会長の在校生の挨拶がありました。とても立派な挨拶でした。
彼は2つのことに焦点を当てて新入生に話しました。
1 何事も真剣に取り組むこと。
2 積極的に取り組むこと。

6年後長男が学校を卒業します。その時は東京在住が19年目となります。
互いに有意義な時間を過ごせるように充実した毎日を送っていきたいです。
毎日が真剣、積極的であれば決して時間はあっという間だけで終わりません。
大きな実りを残していくのです。
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2019年04月05日

核心



人にはそれぞれ自分で解決していかなければならない問題があります。
肝心なことはそれと向き合うことです。
最初は何故いつも心が乱れてしまうのかとおもいます。理由は様々で、睡眠不足、空腹など生理的なことから、他人から受けた言葉、態度などに及びます。

しかし突き詰めていけば周りを包んでいた部分が剥がれていき核の部分が明らかになってきます。全ての人には当てはまりませんが、空腹を満たすと気持ちが落ち着き思考が変わることはよくあります。それに気づいて食事をとるまで思考を止める必要があります。考えなくすることを訓練すれば解決できます。睡眠不足も同じように考えを止めてから睡眠を十分にとればスッキリすることが多いです。

他人から受けたい言葉や態度は少し厄介ですが、何故その言葉や態度が自分を傷つけるかを考えると自分も気にしていることだから他人から言われたくないという気持ちに納得します。

心が乱されることは誰しも不安定になります。
何故かを考えていくの核心に到達してきます。
日常生活の中で気にすればするほどどんどん不安や焦りが大きくなります。

お茶を習っているときは別の世界が存在します。
世間で暮らしているときに遭遇する気の合わない人達と過ごすこともなく
茶を介して気持ちの良い交わりができるからです。

人と人を結びつけるのがお茶の重要な役割の一つです。
お茶が400年以上存在し続けるのはこの理由が大きなものの一つです。
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2019年04月03日

卒業そして新たな道


三洋電機の副社長を務めた後藤清一さんの著書に出会ったのは確か大学生のときでした。
今もその本は大切に持っていますがカバーは無くなり、折り目、線引きがしてあってとても年季が入ってます。
この中に自分の人生の中でとても大切にしている言葉が2つあります。
そのうちの1つは『何も咲かない冬の日は下へ下へと根を伸ばす』
最近は度々思い出すことがなかったのですが未だに大変な時期に直面した時自身を奮い立たせてくれる言葉です。

少し前のことですが長男の卒業式がありました。6年間の学校生活がようやく終わり4月からは『平成』最後の入学式を迎えます。

いつものことながら卒業式は懐かしく、寂しさと解放感と嬉しい気持ちが入り混じった言葉にならない気持ちになります。
最初に校長先生から卒業生に送る言葉がありました。
しばらく話を聞いていると先生が後藤清一さんの言葉を口にされました。
心の底からその言葉が生き生きと蘇り感動で心が震えました。

不確かな人生の中で自分の足元を照らしてくれる言葉は今もそしてこれからもずっと
光を失わずあり続けることでしょう。
posted by torianchado at 17:41| Comment(0) | 日記