2019年04月28日

基をなすもの

茶道を学んだ裏千家の専門学校の玄関の入口には『道』『学』『実』の文字がかかっている。何事にも目標が必要であり、芯となる哲学が必要です。先日懇意にしていただいている書を通じて世界に平和を伝えている伊東天真さんと会いました。
今回大切なことを教えてもらいました。ここ2年ほどairbnbの体験ホストとして家内とともに国内外の方に茶道を伝えていますが何故お茶を人に紹介してるのか明確に説明が自分の中でまとまっていませんでした。初めて茶道を体験する方に何故茶道を通じて体験を提供しているのか。
一碗のお茶を通じて人を笑顔にしたい。実社会では自分と同じ気持ちの人もいれば別の考えを持つ人もいて混沌としています。人はこの世にいる限り価値観の違う誰かとともに暮らしていかないといけません。だからこそぶつかり合ったり慰めあったりしながらこの不安定な世の中でいきています。
だからこそ、ほんのひと時だけでもそこから離れた世界に身を置くことが大切なのです。
今に生きながら、非現実世界を創造しそこにひと時身を置く。人間の不可思議な行動かもしれませんがそれがないとやはり生きていきにくいのでしょう。
お茶の創り出す空間は刹那的なモノですが、この部分にこそ人生を生きていくに必要な甘露の部分があるのでしょう。


posted by torianchado at 22:40| Comment(0) | 日記