2020年04月29日

変化

東京に来て13年になります。
関西で生まれ育ち京都で修行をしてそのまま京都で過ごすつもりでいましたが、どういう訳か新しい土地で根付き
馴染んでいます。やがて新しい知人友人も増え逆に関西時代の仲間とは少しずつ距離ができそれは年数を重ねれば開いていく一方です。
その反面、ビデオ電話などなど便利なものができ離れたものを少しだけつなぎ合わせてくれるツールも増えて
また新たにつながりも再構築されています。
その時に感じたのは自分の意思や努力などで流れを変えられない運命もあるということでした。
まるで押し出されるように抵抗する術もなく変化を強いられます。
摩擦は痛みを伴いますが、ありがたいことに時間が流れるにつれ薄らぎ、曖昧になり消えていきます。
自分の身に起こった小さな変化が、今地球規模で起こっています。
個人の小さな出来事ではなく生活のあらゆることに直結して起こっています。

人はこの時何を思うでしょうか。
自分はまずたくさんあることを整理しています。必要なことは残るでしょう。
必要かもしれないけど今すぐはいらないものは一旦外してしまいます。
そして長年の家の隅にあって見向きもしなかったものはもう一度確認して、最後に本当に必要ないかどうかを確かめてから、処分します。

こうして整理していくと生まれていた何かが見つかることもあります。

何故うまくいかないのか、早く平常通りの生活に戻りたいなだけ思いもありますが、戻るものと戻らず変化するものもあると思います。
もし身の回りに変化が起こっても受け入れ慌てず、憤らず、平常心でいれるのは、茶道の教えの『寂』の強い心のおかげだと思います。

posted by torianchado at 09:08| Comment(0) | 日記