2020年10月30日

子供クラス茶道


今日は子供クラスの稽古でした。
いつも、クラスではお点前の稽古、百人一首、論語の素読などを行なっております。
みんな、学年も学校も様々ですが教室へ来れば一座建立。
掛軸に親しみ、季節の和菓子に触れ、お茶を点てる。

私たちの父母、祖父母の時代には当たり前のことだったのかもしれません。
時代が変わっても人が集まり膝を突き合わせて交流する楽しさは変わりません。
茶道はその特別な時間と空間を作りだすのです。

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2020年10月20日

灰形のこと

風炉の時期、稽古の終わるたびに灰形を作ります。裏千家学園の在学中は炭手前を稽古する人が前日灰形を作る担当でした。どちらかといえば苦手で前の人の灰形を崩さずに手直しして使っていました。
水屋修行に入ると、夏の講習会の時などは毎日3つから5つ作り随分早く作れるようになりました。
家元修行時代では『二文字押切』以外に1日稽古の時に『鱗灰』という灰形を作りました。毎月作りましたが3時間近くかかります。
東京で教室をするようになってから、色々な灰形を作るようになりました。
不思議と二文字押切よりも簡単に作れてしまいます。
それだけ二文字押切は難しい灰形なのでしょう。

お弟子さんからどうすればそんな簡単そうに作れるのかと言われます。
答えは簡単です。たくさん作ったからです。
お点前も同じ稽古した分だけ上達するのです。


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posted by torianchado at 22:43| Comment(0) | 日記

子供クラス稽古

月曜日と木曜日月2回の子供クラスの稽古。初めの頃稽古に来たお子さんはもう中学生や高校生に。

昨日は今日をお渡ししました。
免状をもらうのはモチベーションを保つのにひつようですね。

これからもしっかり学んでほしいです。

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2020年10月16日

能鑑賞(船弁慶)

今日は10年ぶりに国立能楽堂へ能を観に行きました。
実は能がすごく好きなのです。

京都修行時代から5年ほど謡と仕舞を習っていました。

今日は『船弁慶』源義経が兄頼朝に追われて船に乗って港を離れるときに、かつて討ち滅ぼした平家の亡霊、平知盛がおそいかかってくるという見応えのあるものでした。

能の表現はとても抽象的です。
そこから何を表現しているか感じ取るのがたのしいです。
忙しい毎日ですが、少しゆとりを持つことで自分にご褒美をあげてもいいのかな。

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自分のリラックスできる時間待ってますか?
posted by torianchado at 22:26| Comment(0) | 日記

2020年10月11日

自分を高める

今月に入って沢山のお弟子さんに許状をお渡ししました。
みんなお茶を習うのに色々な理由で習っています。
お菓子が好き、点前が好き、稽古の雰囲気が好き、マインドセットするため…など理由は様々です。

しかし共通するのはみんな自分を何かしらより良くするために稽古に来ています。
許状は一つの目標設定です。
新しい許状をもらうと新しい稽古に入ります。
そうして知らなかったことや世界の扉が開かれるのです。

いつも心の目を輝かせてどんなことにも探究心を持ち続ける。
人として今より成長し続けて行けるように。

そんな稽古場を目指して稽古を続けています。

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