今年も無事に炉の季節に炉開きをすることができました。
歳を重ねるにつれ子供たちも手がかからなくなり時間の余裕ができてきました。
今回は粟善哉を作ってみました。
粟餅はかねもちとも呼ばれています。粟が鮮やかな黄色をしているため、「金持(=黄金餅)」にかけたといわれます。
11月は一陽来復の月、新しいコトの始まる月と言われています。また茶道では5月に摘んだ新茶を半年間涼しい室などで寝かして落ち着かせてからこの月に茶壷の封印をはずして新しいお茶をいただいたので茶の正月とも言われています。
そして寒くなってくるので、炉を開き、関東では炬燵を出すということもこの月の十干十二支の亥の日に出したと言われていました。
亥は五行説の水の最後の干支だからです。火事が怖かったのでしょう。
ですからお茶でも炉開きは1/1月に行われるのですね。
これから半年間炉の季節を楽しみたいですね。
2020年11月05日
炉開き
posted by torianchado at 19:01| Comment(0)
| 日記