2021年05月29日

灰形教室

今までずっとお茶を学び教えてきて、自分ほどお茶が好きな人はいないだろうと思っていました。
ところが最近お茶にまつわること[茶事』『茶花』『灰形』と社中の方からの要望があり開催してみるとすごい勢いで参加枠が埋まってしまいました。
裏千家学園、水屋詰で学んだたくさんのことをいくつかのカテゴリーに分けてわかりやすく教えていく必要があると改めて認識してさせられました。

今日は初めての灰形教室の日でした。
灰形の種類、風炉の形、釜との組み合わせなど一から説明してみんなにわかりやすく要点だけまとめて話しました。
これから風炉の時期
月に一回、平日と土曜日に10時から11時30分からの2回一回2名ずつで
教えることになりました。

弟子に教えて育てられることがとてもありがたいです。

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準備完了

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2名ずつで

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奮闘中

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二文字押切
posted by torianchado at 19:52| Comment(0) | 日記

2021年05月28日

ことば

裏千家学園では毎朝、静座する時間があります。
詳細は忘れてしまいましてが、『言葉』の唱和がありました。
とてもいい言葉で、自分をフラットに戻してくれる内容です。

わたくしたちは、茶道の真の姿を学びそれを実践に移して、絶えずおのれの心をかえり
みて、一碗を手にしては、多くの恩愛に感謝を捧げお互いに人々によって生かされていることを知る茶道の良さをみんなに伝えるよう努力しましょう。

一、他人を侮ることなくいつも思いやりが先に立つように
一、家元は親同門は兄弟で共に一体であるから誰にあっても合掌する心を忘れぬように
一、道を求め直す励みつつも初心を忘れぬように
一、豊かな心で人々に交わり世の中が明るく暮らせるように

時代は変わっても不易流行な価値観はあります。
芯がぶれないように、いつも人には親切に、謙虚に。

茶道の教えてくれる大切なコトの一つ。
posted by torianchado at 15:42| Comment(0) | 日記

2021年05月27日

ジュニア茶道教室

とうりあん茶道教室では小学生以上のお子様の茶道教室を行なっております。
礼儀作法、茶道のお点前、お茶のいただき方、お菓子のいただき方、その他論語の素読、百人一首暗唱など人間として大切な道を教えております。

教室案内
クラス@第1.3月曜日5時から6時
クラスA第1.3月曜日6時から7時

クラスB第1.3木曜日5時から6時
クラスC第1.3木曜日6時から7時

クラスD第2.4木曜日5時から6時
クラスE第2.4木曜日6時から7時

※クラスによって満席のところもあります。
ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

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床の間

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点前

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点前は
posted by torianchado at 05:52| Comment(0) | お知らせ

2021年05月26日

茶花教室

今年から社中の皆さんに後押しされてなんとか始めた茶花教室。
毎回10名近い方が参加してくださって本当にありがたいです。
茶花は投げ入れの入れ方で花を一種もしくは二種軽く入れるものです。
真行草、天人地などの型はあまりうるさく言いません。
入れる時に考えるのは床の間の大きさや掛軸の格、花入の大きさや色、格など総合的にまたバランスの良いものを選んで入れます。
花を入れる目的は茶事や茶会で来客に花の生命力をいただき分かち合うからです。
全体の調和が大切です。

教えながら少しずつ学んでいく。
師匠もまだまだ修行中、弟子と共に成長していく社中でありたいと願います。

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夏椿

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未央柳

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ほたる袋 姫百合

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薊 升麻 都忘れ
posted by torianchado at 15:24| Comment(0) | 日記

お茶に生きる

27歳の時にお茶の魅力に惹かれてこの世界に入りました。
まさか、東京で教室をすることになるとは夢にも思ってなかったのですが、とにかくやりたいことが叶って今教室をしています。
お茶のことを語る時によく禅の考え方ににていると言われます。たしかに影響を受けてますが、お茶にはお茶の考え方がしっかり根付いています。
もてなしという言葉があります。ざっくり広い意味なのでわかりにくいですが、簡単に言うと自分のことより先に誰かのことを優先してあげる習慣が身についてるかどうかだと思います。
千玄室宗匠は講演会などで必ず『after you』『l will join you』『 I will have the tea.thank you 』お先に、お相伴いたします、お点前頂戴いたします。自分を後回しにした全てのことに感謝して生きようとする。
これがお茶の生き方だと思います。
もちろんいつも他人優先というのは難しいです。しかし自分をへりくだって誰かを優先することが大切と思っているからどうかで随分生き方が変わってきます。誰かのために、何か出来ることに、人は喜びを感じるものだと思います。
お茶の生き方とはそのようなものだと思います。
この生き方がわかってくるといつも幸せな陽転思考になります。
お茶は素晴らしい日本文化です。
posted by torianchado at 15:13| Comment(0) | 日記