2021年11月05日

変わりゆく時間の流れ

10月の名残りの時期には『寄せ向こう』『寄せ香』『やつれ風炉』『欠けた茶碗』など風炉の最後の月を名残惜しみます。10月は春に芽吹いた草も木の収穫が終わりそれらも枯れ、これから長い冬の到来に備えて準備を意識される月、また11月には冬の始まりと同時に地面の下では春に向けて命の躍動が始まろうとする時期です。
少し前は花咲く景色、散る紅葉にしか目に入りませんでしたが、木が蓄えた生命力が花になり、枯野の地面の下では躍動が始まろうとしているのを感じ取れるようになりました。
時間はもちろん同じように流れていますが、感じ取る感性が変わりつつあるのを感じます。
時間流れとは無関係に自分がどう考えるかで意識も変わります。
でもその時々の考え方は、その時に必要な考え方なのです。
そういうことに気づく自分が大切です。
お茶がそのきっかけになればさいわいです。

posted by torianchado at 22:31| Comment(0) | 日記