2022年03月27日

深まる



昨日一昨日、そして今日と茶飯釜の茶事を行いました。
釣り釜の時期に茶飯を行なうのが毎年楽しみですが、社中のみんなが毎年成長して茶事の割稽古が点前の稽古だとわかってくれるようになってきたのが感じられます。
毎年同じことをしているように見えても毎年自分の中で何かが変わっている。

目に見えないけれど『そこにある』
そんな楽しみがお茶にはあるのではないでしょうか。
常に変化して新しいものが生み出され、形を変えていく。それは外には見えず自分のままではあるけれど確実に深く広がっています。

答えはすぐそこにあります。
足元をみて、前に進んでいきましょう。
posted by torianchado at 23:37| Comment(0) | 日記

2022年03月13日

茶会@

今日は最高の1日でした。
3年ぶりに新宿御苑『楽羽亭』を借りて『茶の湯ヒーリング協会』の渡邉先生とコラボをしました。
東籬庵は四畳台目席と広間を担当しました。

今日は天気も良く茶会には最高の一日でした。


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楽羽亭
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茶席

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お菓子 太市製『胡蝶』

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床の間

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最後のお席に渡邉先生も^^

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茶の湯の意識の仕方を変えてみると面白い。
勉強会になりました。
posted by torianchado at 20:40| Comment(0) | 日記

2022年03月08日

古いことが新しくなる

wabunkaでの体験茶事はおかげさまで沢山の方々が参加してくれています。
お茶を飲む以外に料理、しつらえも含めてもてなしの全体がわかると1番いいのですが
流れの早い現代ではなかなか4時間の茶事の体験は難しい。
しかし料理も含めて
初めてお茶が最高のもてなしと言われる本当の意味がわかった
自分の気持ちをたくさんの人に伝えたくて短い茶事体験を始めました。

桃山時代の宣教師が茶事に招かれた記録が残っています。
食事の後炭を直してから中立をしその後濃茶と薄茶を飲んだとあります。
たまたまですが今wabunka茶事と同じ順番てす。

昔の人が考えたのと偶然同じというのは嬉しいことです。

古いことも世代が入れ替われば新しいことになるのです。


posted by torianchado at 21:37| Comment(0) | 日記