2022年04月30日

これでいい

子供の頃、赤塚不二夫さんの天才バカボンをテレビでよく観ていました。ただ面白いから観ていたのですが、大人になってからバカボンパパの『これでいいのだ』のセリフが重みを増してきました。人生の折り返しをもう過ぎてだんだん心にも柔軟さが無くなり、こだわり、自我に多く支配されるようになってきた近頃ですが、自分なりには『できるだけ心素直に』と思い日々過ごしています。自分の歳の積み重ね、世間の見る今の自分、だんだん固定化されていくのかなとも思います。もう迷ってら時間もあまり残されてはいません。とにかくやることをやるだけの人生です。いくつになっても迷ったりすることもあります。そんな時思い出してみてください『これでいいのだ』を。
posted by torianchado at 22:53| Comment(0) | 日記

2022年04月19日

再会そして歩み



先日5年ぶりに京料理美濃吉の営業の柴田さんと再会しました。
東京で茶会をするときはいつも親身に相談いただき、担当交代までずっとお世話になりました。しばらく忙しさに疎遠になっていたのですが、東京に数年勤務することになったと挨拶に脚を運んでいただきました。

縁とは不思議というか必然とも言えるのですが出会ったときは近い価値観でも時間と経験が重なっていくと方向が変わってきて再び出会うことがなくなったりします。

それが年数を経てまた出会えることはまさに人生の一期一会です。

無常な人生の中でも心という目に見えない儚い頼りないものをいかに満足させて人生を歩んでいくか。

生活の糧を得る、夢中になって楽しめることを持ち続ける。
これで十分だと思います。
posted by torianchado at 12:07| Comment(0) | 日記

2022年04月05日

高め合う師弟

茶道を教えていますが『師匠』と言うにはまだまだ経験も未熟で、出来ていない稽古も沢山あります。
しかし、それはそれでこれから高めていけば良いと思っています。できないことをできないと正直にいえないと
(知らない』ことを隠そうとして他の理由も必要になります。普段からお弟子さんに聞かれて知らないことははっきり知らないという習慣を持つように心がけています。なかなか難しいですが…
それと同時に師匠も弟子も互いに尊敬を持って接することが前提に必要です。
これもややすれば、馴れ合いになり、雑談をしてしまうと折角の稽古というリセットの時間がもったいない気がします。
自分は『雨が降っても、晴れていても絶えず通ってくれるお弟子さん』に感謝しています。
自分は学んできたこと茶道が『これがいい!』と思い先生になりました。『生き方』として茶道を選んですごく幸せになれたのでもしかしたら他にも同じ気持ちになれる人がいるかもと思い今も続けています。
自分の理想はありますがそれよりも楽しいと感じてくれる人がたくさん集まる場所でありたい。
そのために高め合っていきたいのです。


posted by torianchado at 13:14| Comment(0) | 日記