2022年12月13日

サステナブル

今日は家内の持っている雛人形のリメイクに浅草橋の人形の久月さんに来ています。
子供の頃妹がいたので七段飾りの雛人形が家にありました。母がいつも2月の末になると
雛人形を出してそれを手伝っていたのが思い出されます。
妹が大学へ行って実家を離れる頃にはもう出してなかったと思いますがどうなってることやら…
ものを大切にする風潮が流行っていて、使われてこなかったものにも再び目が向けられるようになったり、金継ぎが人気になったり新たにつくって古いものを捨てることが少なくなったのはとてもいいことです。
お茶で言うと、400年以上前にできた作法という無形の伝統として今も受け継がれているのがそれにあたります。

また時代が変わって世間の関心が別のことに移ってもお茶はお茶のままで表面の膜を変えながら
あり続けるのでしょう。
命のある間にお茶に出会えてお茶の流れの中に身を置ける幸せを感じます。
posted by torianchado at 10:44| Comment(0) | 日記

2022年12月06日

お茶を日常にも

茶道をみちしるべに人生を歩んで来て、気づかされたこと、教えられたことが沢山あります。
先日、地元に帰ったお弟子さんから嬉しい連絡がありました。

資格のために勉強中でレポートでお茶から学んだことを書いたとのことで、その後無事に合格したとのことでした。
お茶から学んだことが大いに役に立ったとのこと。
実際先生をしていてまずはお点前の型、そして知識、さらにお茶の目指す道先をまんべんなく
伝えますが、どれくらい伝わっているかは実際のところわかっていません。
なのでこのように連絡をもらえるのはとても嬉しいこと。

お茶から学べることは沢山あります。それをどう汲み取って活かせるかは
その人の努力の賜物です。

お茶をどんどん学ぶ人が増えたらこれほど嬉しいことはないです。

posted by torianchado at 17:51| Comment(1) | 日記