2014年06月20日

お茶に期待すること

21世紀の多忙な時代、心のゆとりを求めて人は様々な余暇の過ごし方をします。お茶を学ぶのもその一つだと思います。平日の仕事、子育てなど男女共忙しい昨今です。お茶の教室にも日常から解放される空間が必要です。もちろん互いに集う人たちが自分は何者であるか紹介し合うことは大切ですが、プライベートにまで踏み込まないことが必要です。日常からの解放を求めているのに日常の話を互いにして苦労話などする必要は全くないのです。それでは切り替えができません。お茶の稽古をしていると様々な気くばりをみんながしているのに気づきます。稽古の中では『お先に、お相伴します』『お点前ちょうだいします』という自分を後回しにする言葉がたくさん出てきますし、お客様に必要以上に気を使わせないように会話も、短く淡々としています。京都修行時代にも家元に何かお伺いをたてるとき、短い言葉で要点だけをまとめて伝えました。余計な事や自分の意見など必要なく伝えるべき事だけを伝える訓練になりました。お点前の順番がまだの人が点前が終わって戻ってきた道具を片づけてあげているのをみて生徒さんの成長を感じ取れます。お茶会も沢山の方を呼ぶのではなく、ピアノの発表会のように本番の機会を出来るだけ作りたいと思います。今は英語でお茶を説明する機会、自分たちの友人を招くお茶会、子供たちの体験教室としてのお茶会など多岐に渡り活躍する場をご縁があって得ていますが今後とも増えていく事だと思います。お茶の中である先に書いたような仲間に対する気づかいも日本らしさだと思います。この事ができたきたという事実を生徒さんたちともっと共有して行きたいと思います。
posted by torianchado at 17:05| Comment(0) | 日記
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