2015年03月08日

初花

三寒四温の日が続きます。立春が過ぎたとはいえまだまだ肌寒い日が多い三月です。庭の山茱萸も黄色い花をつけ始めました。乙女椿、雲龍柳も蕾と新芽を膨らませています。もうすぐ連翹、花蘇芳が咲き始めるのを思うと春が近いのが肌で感じられます。
茶道専門学校時代の恩師からいただいた「和漢朗詠集」は季節感を勉強するのに今でも手に取って読み返すことの多い大切な本の一つですがその中のお気に入りの和歌のうちの一首がいつもこの季節になると思いだします。
「たに風に とくるこおりのひまごとに うちいづる浪や はるのはつ花」(春の谷風に吹かれて、川の水面をおおっていた氷がところどころ解けはじめています。その透き間透き間から白い波が打ち出して見えるのは、百花に先んじて咲いた春の初花なのですね)講談社学術文庫 和漢朗詠集 全訳注 より

浪しぶきを花に見立てる素晴らしい和歌だと思います。花が咲くのをこうして待ち望んだ先人たちの風情が素敵です。
昨日稽古をしているときに庭の梅にいつも来る「メジロ」が止まって花をついばんでいました。社中のみんな
もとても風情があり感動していました。「梅にはウグイス」が定着していますがウィキペディアなどで検索してみると「ウグイスもメジロもともに春の到来を告げる鳥ですがエサとしてウグイスは虫を、メジロは梅の蜜を好むようで更にウグイスは警戒心がとても強く薮の中から滅多なことでは出てこないそうです」梅にウグイスは「梅の花に鴬の声」を添えた風情だそうです。

春が待ち遠しい毎日です。
posted by torianchado at 13:30| Comment(0) | 日記
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