2015年09月08日

日常にお茶を活かす

茶道にしても、生花にしても共通するのは日常生活の中にあるものの中で少しハレの要素が強いものと思います。本来はケである茶を点てるお客様がいないところで行う動作を人前で行うところに茶道の面白さがあります。仕切りで隠してしまえは来客にはわからない部分をあえて見せるところにより洗練された日常生活のスタイルが見えてきます。京都修行時代は掃除ばかりでした。外の通り、茶庭、玄関の掃除を経てだんだん中の廊下、待合、茶室と場所が変わっていきます。常に掃除をしているので埃一つ落ちていない状況でした。部屋をキレイに保つのは、心をキレイに保つことです。その上にお点前ができる環境が成り立つ訳です。お茶を習うというとまず点前をできるようにというイメージがありますが、少し点前ができるようになったら今度は水屋の準備などにも目を向けていただきたいと思います。基本は使ったものは元あった場所に元あった通りに戻すということです。これは言葉は簡単ですが点前より難しい。稽古でも点前の間だけは緊張感を持ちますがその後は気を抜いてしまい片付けは適当になりがちです。片付けまで出来て点前は完成なのです。そこまで身についてきたら茶道が日常に活かされていると思います。
後は誰にでもいいから点前をしてお茶を点ててあげることです。
昨日稽古に来ていた美香さんが家族にお茶を点ててあげたと話してくれました。道具もあり合わせのものを使ったということでしたが先ずは実践してみることが大切です。ジュエリー作家の顔を持つ彼女がオリジナルの茶箱や道具を作ってくれる日がくるのを楽しみにしてます。
posted by torianchado at 10:30| Comment(0) | 日記
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