2015年11月20日

お茶の良さ

茶道を学び始めて来年で20年になります。気がつけばようやくここまで続けられて来ました。京都、滋賀、東京と学ぶ環境は何度か変わりましたがお茶の季節感、道具の面白さ、人と人が垣根を共感を持てる世界観の素晴らしさはどこで学んでも変わることはありません。初釜、風炉から炉へ移る炉開き、お菓子や花で季節を感じる環境は現代社会において忙しい日常を忘れさせてくれます。茶室に入ればお茶の仲間が集って競争社会とは関係ない時間を共有できます。社会の一員である前に自分が確かにここに居ると気づかせてくれます。毎日は慌ただしく過ぎていきますが、自分と向き合ったり振り返る静かな時間がお茶にはあり、頭の中が自然に整理されていき心の中にいつもの間にか忘れ去ってしまっている自分との対話ができるようになります。お茶には心落ち着け日常から離れられる場所と時間があります。
おちゃにつながった縁に感謝してこれからも楽しくお茶を続けていきたいです。
posted by torianchado at 19:21| Comment(0) | 日記
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