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2016年02月02日
節分に思うこと。
明日は節分です。節分といえば、豆まき、恵方巻き、鬼は外などたくさんのキーワードが挙がってきます。節分は文字通り春夏秋冬の切り替わる日のことで本来は年4回あるのですが次の日が春のスタートとなる2月のこの日は特別です。寒い冬を迎えると誰しも暖かい春が恋しくなります。春を迎え入れるために冬の象徴的なものを徹底的にやっつけるのです。柊は木へんに冬で漢字が冬の木と書いてあります。鰯は魚は水に住んでいるもので弱いという字が冬の魚としてやっつけるのに適しています。豆は固く金色をしているので暗い冬をやっつけるのに適している。旧暦の正月は立春で節分の次の日に正月を迎えていました。節分一つとっても調べるとこれだけの話が出てきます。そしてこれが自分たちの国の風習であり、特徴でもあります。せっかく面白い習慣のある国に生まれたのでこんなことをお茶の歳時記の中で見つけながら風流な人生を歩みたいものです。
posted by torianchado at 10:19| Comment(0)
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