2016年06月08日

茶の湯文化学会A

昨日上野毛の五島美術館で近年の日本画の企画展示が開催されていたので観に行って来ました。最初に目に入ったのは『寒山拾得』『船子和尚』などの禅機画でした。
学会で禅機画の講演を聞いた直後でしたので改めて禅機画とは。ということを考えさせられました。それは禅機画の定義付けについての質問があった時に倉沢先生がおっしゃった話がとても明快な答えでしたのでその視点から見てどうかということです。
禅画は世の中に無数に残っています。大きな括りでは禅機画と呼べるが描いた人物に禅の想いへの理解があるか、実践者であるかということを加味して考えると本当に禅機画と呼んでふさわしいものは少ないということです。1枚の画に禅の心を理解し込めることの重要性を教えていただきました。


posted by torianchado at 15:15| Comment(0) | 日記
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