『私達は、茶道の真の姿を学び、それを実践に移して、たえず己の心をかえりみて、一碗を手にしては、多くの恩愛に感謝を捧げ、お互いに人々によって生かされていることを知る、茶道の良さをみんなに伝えるよう努力しましょう』
お茶は禅宗のと共に日本に入ってきました。これはお茶という生き方の指針を分かりやすく表している言葉だと思います。最近この中の『たえず己の心をかえりみて』が分かるようになってきました。今の一生をより豊かに実りあるものにするには謙虚な心で自分をかえりみて周囲に感謝して生きていくのが良いと思います。そしてその充実した人生があってこそ誰かの役に立つ生き方が出来ると思います。
先日神父さまの話を聞く機会がありました。『宗教は心の問題ではありません。生き方の問題です』と話されていました。お茶も生き方です。
そんな生き方を選んで良かったと思います。
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