2016年07月01日

且座から学ぶこと

先日、師匠宅の稽古で且座の稽古をしました。五人で行なう中でそれぞれ決まった役割を的確なタイミングで流れるように行なって行きます。稽古中はやはり自分以外の人の所作や手順が気になりいざ自分の番が来ても気がつかずタイミングが合わなくなったりします。やはり人の行動が気になるのは自然なことだと思います。
只、稽古は日常を離れ非日常の世界に一時、身をおいて自分と向き合う時間です。今、自分が何をすべきかを考える絶好の機会になります。このような心構えで稽古に臨めば気持ちの切り替えになるのだと思います。
その中で花やお菓子を楽しみ、香を聞く日常と離れて五感が喜ぶものだけに集中する喜びがあります。

自分が日常の中で今、何をすべきかを考えて実践することを目標にすると日常もより洗練されたものになっていくでしょう。

posted by torianchado at 14:32| Comment(0) | 日記
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