2018年06月26日

体験すること

6月10日の東京地区大会に参加した時家元の講演を聴く機会がありました。言葉をつなぐ時にその人の本音がチラリとみえることがありますが『自分の見たことしか話せない』との家元の言葉に等身大のすがたに静かに心が揺さぶらました。
インターネットを使えば情報は手に入ります。以前YouTubeで抹茶を点てる機械を開発している動画を観ました。とても面白かったのですがお茶の作法や茶会が機械に取って代わられることはないと思いました。
お茶を点てるのは誰かのためです。飲むのも誰かが点ててくれるからです。誰かとは人です。生まれながらに感情を持った不完全なまま完全な存在です。このことが欠けていたらお茶の文化は成立しないです。

互いに補いながら誰かのことを想いお茶を点て、心の交流をするのがお茶です。
人と人との接点が希薄になりがちな時代しかし多様性が必要とされる。桃山時代もキリスト教の伝来など全く異形のものが日本に入ってきました。今と少し似ている気がします。
先ずはお茶を点てて飲んでそれから始めよう。
posted by torianchado at 16:17| Comment(0) | 日記
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