2019年02月25日

極上の味

先日、中学生クラスの生徒さんの大叔母にあたる方が稽古場に来られました。さらに驚いたのは裏千家の学校の卒業生で先輩にあたるということでした。
沖縄から謝花きっぱん店の冬瓜漬けをお土産にもらいました。
稽古でバタバタしていてあまり話せなかったのですが、お菓子を開けてみて栞を読んでみると琉球王朝が王府や冊封使へ提供した琉球伝統菓子でした。
また味が表現できないくらい美味しく土曜日の稽古の人たちとも分けていただきました。
作るのにとても時間のかかるお菓子のようで現在使っているのはこちらのお店のみだそうです。
本物はいつの時代も守る人がいて人に愛され残っていくのです。
良いものを残していくのは時間もお金もかかります。
それでも人がそれを残そうとするのは、そのモノやコトが良いものだからです。
良いモノやコトには理由がありません。何故と聞かれても『それが良いから』としか言えません。

お茶もそうやって残ってきました。
何故と思うなら自らが始めてみないとわからないと思います。

その日稽古に来ていたジェニファーさんが『フィリピンにも同じお菓子があって露店で普通に売られている』ルーツは近いのかもしれないですね。
posted by torianchado at 12:27| Comment(0) | 日記
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