モノの見方を変えれば知らないことが見えてくる。
土曜日の稽古の時社中のI君から「畳を歩く時なぜ足を擦って歩くのですか?普段歩いてる時に足を擦って歩くうるさいと注意されます」というような質問があった。なるほど、摺り足にしてもお茶を飲む時にたてる音にしても日常ではあまり歓迎されない。しかしそれが茶室になると途端に心地よい音になる。静けさの中での吸い切る音、テンポ良く畳を擦って歩く音。日常のようにたくさんの音の中でのその音は耳障りかもしれない。しかしその音しかない空間では全く別の意味合いに変化する。変化するというか人がそう感じるのである。人は環境によって影響を受ける。良い環境に身を置くように日頃から心がけたいものである。
2019年03月04日
日常と非日常
posted by torianchado at 23:07| Comment(0)
| 日記
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