2019年09月16日

秋の過ごし方

秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風のおとにぞおどろかれぬる

朝起きて窓を開けて風を感じてみるとすっかり秋の色
夜晴れた日空に目を向けると十六夜の月が雲間から時折見える。

秋にもちろん色などないが、人の心には秋が赤や黄色、橙色に写る、それはやがて散りゆく熟成した木々の葉の色に人生の秋声を重ね後幾多年同じ景色を感じられるかと想いを馳せるからかもしれない。

昨日は稽古がありました。

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太市のお菓子で『月ま』というお菓子を使いました。

いにしえから祖先たちは不完全なものにこそ美を見出しました。そこには未来があるからです。
完成されたものは点でその先はありません。頂点のまま緊張したままあり続けるのです。とても不安定さを感じます。しかし不完全なものには可能性を感じます。
冬の枝先に春を待つ蕾に美しさを、また夜の暗闇に朝が来る希望を見出します。
それがお茶の良さです。
posted by torianchado at 07:41| Comment(0) | 日記
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