玄々斎時代の伝書の中に盆石の真行草を茶席の中で飾る時の心得事が書かれている。
古くは桃山時代以前から知識人の間で嗜まれ、利休時代の盆景の仕方が細川流盆石の教本に今も伝わる。
先日、社中の方から盆石の道具一式を譲ってもらいました。内容から察すると盆石の先生が持っておられたものだということがわかるものでした。
コロナの後から教室は閉まっていて、しばらく稽古をする機会も無くなってしまいましたが、今日はようやく稽古をすることができました。
直感ですが、いただいた時に道具を持っていた人の想いが伝わってきました。
道具を愛用する人がいて生きてきます。
しばらく稽古がなく、気持ちが緩んでいたことも否めないのですが、盆石の稽古を重ねて師範となって
まだ盆石の世界を知らない人に素晴らしさを伝えていきたいです。
昔の茶人は盆石、生花、料理、その他も嗜んでいただろうと思っています。
また茶会ができるようになったら床の間に飾ってお客様に喜んでもらいたいです。
2020年07月21日
盆石のこと
posted by torianchado at 16:03| Comment(0)
| 日記
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