「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」
夜空に輝く姿に満ちた月に己の心をうつした、道長の歌が思い出されます。
月あかりにの下で枯れゆく草木の命が燃え、尽きて、なおその姿に命の気高さを感じるのもこの月です。
お茶では風炉を客に寄せ、風炉の名残と炉の季節への待ち遠しい気持ちを今一度感じる季節です。
実りの秋、山づと、家づとに感謝して次の季節の始まりを待ちます。

玄つぎつ

玄々斎の考案した五行棚

木槿も名残

点前


濃茶
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