お茶を習うのにどうしてそんな長い時間かけて、同じとも見える動作を繰り返すのか。
ある時茶道体験に来たアメリカからのゲストから言われた言葉です。
日本人が当たり前のように通う茶道教室も外国の方から見れば奇異に映るようでした。
茶道から学べることを端的に表す言葉で『和敬清寂』があります。
人と和して、人を敬い、自身は心清らかに、感謝の気持ちを忘れずにいるということです。
この4つのことが身についたら、より良い人間関係を築き豊か人生を送れるのとでしょう。
学ぶことは師匠の真似をしてより良い生き方をするためです。
そのためには気持ちはいつも真新しく、相手に一歩遜って、尊敬の念を持つことが大切です。
常に相手に譲る心があればいつも道を歩めていけるものです。
そのような気持ちで稽古をしていたいです。
先程の海外からのお客様の家族は皆さん居合道を習っていたそうです。
2020年11月17日
相手を敬うこと
posted by torianchado at 18:04| Comment(0)
| 日記
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