2021年04月01日

静かな海

五浦の海の波はとても激しい。奇岩がばらまかれなように点々と立ち並びそれはまるで中国の水墨画に出てきそうな風光明媚なところ。どうしても一度訪れてみたい場所、かつて岡倉天心が日本美術院を創設し弟子たちとともに文化の継承者として明治時代に西洋文明に湧き上がる世の中に一石投じたそんな思いを秘めて訪ねてきました。

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岡倉天心はボストンと日本を往復する生活を送っていました。
五浦にいるときは釣りをよくしていたそうです。
10年前の震災で、天心がこよなく愛した六角堂も被災して倒壊しましたが、現在は再建されています。

日本とアメリカを往復する中で著した『The book of tea』

どんな想いを持って執筆したのでしょう。
そこには激動の時代の中に懸命に文化を守ろうとし、そして自身の見方で新しく文化に生命を吹き込もうとする
異人の姿が思い浮かびます。
 
posted by torianchado at 05:50| Comment(0) | 日記
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