2021年08月10日

人の気持ち、自分の気持ち

昨日は茶友を訪ねに少し東京を離れました。天候が不順な中でしたが快く迎えてくれた友人に感謝です。
オリンピックは終わりましたが感染の拡大は止まらず予断を許さない状況下ではありますが、やはり思い立った時に行動するのが良いのです。
小1時間のつもりが2時間近くお茶の話、稽古、教室の話と話は尽きません。
お茶を教える立場同士の前向きな話に終始頷くことばかりでした。
話していて感じたことが一つありました。教室でも長く習ってくれている方が沢山います。また新しく入ってきた方も沢山います。教える内容が違いすぎてどうしても長く習ってる方たちの稽古が手順中心になってしまっていました。長く習ってる方は指摘することが少ないのですが、自身の経験上、長く習ってると最初の頃に学んだ所作の基礎がだんだんいい加減になってきます。わからないこともなんとなく流れで終わらせている気がしました。
そんな時は一度初歩の稽古に戻ると良いです。

人の気持ちは測り難く、また自分の気持ちも人からは測り難いものです。
だからこそ、他人の行動や言動に100%完璧さを求めず、心の中に少しスペースを残して
少々のことなら優しい目で見てあげることが必要です。
人に完璧さを求めるとき、一度振り返って自分が相手の立場だったらどうだろうと考えてみるのが良いで
す。そうすればお互いに思いやることができてもうすこし暮らしやすくなると思います。
何事も完璧さや原因を突き止めるだけでは自己満足で調和が生まれません。
ほどほどで良い加減という気持ちがもっと広がればいいですね。
posted by torianchado at 17:16| Comment(0) | 日記
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