2021年10月13日

体を使う

茶道では体を使って考えながらお茶を点てます。考えるということは自分の意見があるということです。それを伝えると説得力が深みを増しますし、納得してくれる方も増えてきます。借り物の考えてではいつまでも浅く、次々誰かの意見を探して自分の意見のように発信してし続けなければなりません。それで

茶道が人にとって良いのは、点前を自ら行なうことです。
自分で行なうことは自分の体験になり身についていくからです。
コロナ禍でオンラインやSNSを使ってモノ、コトを行なうことが普通になってきました。
できることは最新技術を使って行なう方が便利ですし良いと思いますが、茶道の点前の手順は頭でわかってるだけではいつまでもできるようになりません。また本にはこう書いてあるけど、実際に行なってみると違うことも多々ありますがそれは本は例の一つであって他にもたくさんパターンがあるということです。本に書いてあっても当てはまらないことが出てきますがその時に大切なのは本に全て合わせないで実践してみて考えてみることです。考えることは人にとってとても大切なことです。本はあくまで一例であったり誰かの意見であっはいつもネタを探して彷徨うことになってしまいます。
昨日はオンラインで勉強会をしましたが全員茶道の先生をしてる方ばかりです。
その中で点前を披露してくれた男性が濃茶点前の炉と風炉で点てる前に水を指すささないの話を自分の意見と実体験として話してくれ、とても納得のいく内容でした。稽古は明日まで稽古ですね。実践なき稽古はずっとベンチにいて試合に出ないのと同じですね。
茶会でなくても誰かにリアルでお茶を点ててあげるこれだけでも稽古の成果がでるのです。
posted by torianchado at 09:15| Comment(0) | 日記
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