2021年11月12日

茶道を再開すること

東京に来て初めの頃は茶道の道を諦めて働いていました。仕事も忙しく、知り合いもいない場所で自分の立ち位置もはっきりしませんでした。しかし忙しい状況は特に変わることなくいつまでも続いていました。落ち着いたら茶道を再開しようとずっと思っていま下書きいつまでも落ち着くことはなく時間が過ぎて焦りだけが胸の中にで日に日に大きくなっていきました。物事は目標を立て、いつまでに達成すると心を定めないとそのまま何もせずに終わってしまうことが多いです。茶道を再開した時も感じたことですが、思い切って再開してみるとなんとかなるものです。気がつくと色んなことを抱えていて、実はそれがやめてしまっていいことだったりします。それよりも茶道を続けることの方が心にも身体にもとても良い影響を及ぼしてくれます。
お茶の目的はやはり茶事です。数年前まで稽古中心で教室で教えていました。
今は茶事のために稽古すると意識を変えて教えています。茶事を体験できるように自分を磨き続けることもお弟子さんたちに対しての先生の責任です。先生が一歩踏み出さないとお弟子さんたちはいつまでも初心者に甘んじて成長できないのです。環境のせいにしていては何も始まりません。どんなところでもやる人はやります。
自分の技量不足を周りのことのせいにせずただ道を歩んでいくところに本当に人としての成長があるのです。

昔師匠に言われた言葉『他を見ず己の茶に励め』
ようやくそのスタートラインに立ちました。

とうりあん茶道教室はそんな人間が教えています^_^


posted by torianchado at 09:24| Comment(0) | 日記
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