2022年05月26日

見えること見えないこと

和菓子の表現は抽象的で見方によっては色々なものにみえる。黄色いお菓子なら山吹にも見えるがこれが冬になると臘梅と見立てても面白い。緑とピンクのかけ分けの金団は春先は柳緑花紅、5月になれば牡丹の花と葉の色にも見える。
答えはいくつもあっても面白いと思う。最近写真うつりの良いお菓子が沢山出回っています。これも今の時代の流れとして良いものです。個人的には綺麗なものは好きで綺麗なものに囲まれて過ごせたらいいなと思うのですが、写真の情報が多すぎてちょっとお腹いっぱいな感じがしている今日この頃です。
考えてみると普通に生活していて綺麗なものは目の前に溢れていてそれだけで充分なはずなのに手軽に見れる写真で際限なく情報が入ってくるので綺麗すぎるものに彩られて生活しすぎてるのだとおもいます。
昔好きなボーカルの方が『写真にはうつらない美しさがある』と歌ってるのを聴いてすごく感動しました。
何かを見て、頭の中でその何かが目の前に現れるまでのプロセスや、
置かれる場所や一緒に置いてあるもので印象がずいぶん変わります。
だから、『これは〇〇です』とか『〇〇するための〇〇』のようなハウツーはあまり必要ではなくて
素敵なものは素敵だと言える自分の考えでいけばいいのだと思います。
時には誰かの後押しも必要ですが、他人の生き方では本当の幸せは難しいのです。

お茶を中心に置きながらその中で自分らしい生き方をそろそろ見いだして行ってはどうでしょう。
見えないことって大切なんです^^

posted by torianchado at 18:40| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: