今日はwabunka体験の日でした。正客に座ってくださるAさんは今回で3回目、お話がとても上手で、客ぶりが見事な方。毎月取り合わせを変えて、料理も変えて季節感を考えながら短い時間ですが共有できることが大きな学びにつながります。茶会、茶事を主宰してうまくいくこと、反省することがたくさんあります。でもやった分だけ自分の糧となりお茶の道に生きる者としては大きな喜びになります。27歳の時にお茶に出会って一生お茶で生きていきたいと決意して20年以上経って茶道家として生きていることができます。
お茶を始めた頃から教室のあり方も様変わりしてきました。新しいスタイルも生まれてますます裾野は広がっているのでとても嬉しいことだと思います。目新しい情報もSNSを通じて毎日のように入ってきます。
そんな中茶道家を目指した頃を振り返って、静かに考えてみると時代が変わっても学んだ頃のお茶がやっぱり一番素敵でしっかり基礎に基づいていて自分にはしっくりきます。
何百年も続いてきた伝統ある道があるからこそ茶道が楽しいのです。
目新しいことに次々と気移りするのは自分の性格には向いてないようです。
キラキラしたSNS上の世界も悪くないけれど
茶道家として茶道を生業として生きていきたい。
それが自分の道だから。
2022年06月10日
いつも新しい気持ちで
posted by torianchado at 16:13| Comment(0)
| 日記
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