茶事は準備も大変でなかなかという方もいらっしゃるのですが、教本の通りに行おうとすると設備や道具場所と条件は厳しい。考えてみれば教本の中は家元監修で先生たちも家元の先生たちが出演されているので全ての所作や動きも洗練された内容になってます。そのレベルには到達はできそうもないのが本当のところだと思います。
wabunka茶事はお茶のもてなしが料理も含めた全体に触れる機会を作りたいと思い始めました。
もちろん稽古に通って点前の稽古をするだけでも十分満足します。その先生のコミュニティに入りお茶で繋がった人たち、普段の生活ではなかなか作れない関係ができることもあります。
毎回wabunkaでお客様をお招きして思うのは参加した方が終わる頃に仲良くなってリラックスした気持ちで帰っていかれる。とても嬉しいことです。
会が始まる前にいつも思うことは、とにかく作法がわからないなど不安に思っている方をリラックスさせることです。
また少し分からないことがあっても、突然のハプニングがあっても慌てさせることなく、気持ちを豊かに過ごしてもらうことです。
人の失敗を笑うようなことではお茶の精神に反すると思うのです。
人と調和し、敬い、心をいつも清らかに、堂々とした気持ちで人に接する
勘ぐったり、裏を見たりする必要は何もないはずです。
相手がどうであれ自分はそういう気持ちで接したいと思っています。
小難しい理屈や理論よりも幸せを感じることのできる心を手に入れる方がずっと大切と思い、
日々反省しながらお茶をしています。
2022年08月23日
wabunka茶事
posted by torianchado at 22:07| Comment(0)
| 日記
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