一華五葉に開く(いちげごようにひらく)
初祖達磨大師が二祖慧可に法を伝えるにあたって、次の偈を書き与えたと言われています。
吾れもと この土(中国)に来たり
法を伝えて迷情(迷える衆生)を救う
一華 五葉に開き
結果 自然(じねん)に成る
「一華五葉に開く」というのは、この達磨の偈の第三句をとったものです。
この「一華五葉に開く」の解釈は、一つの花が五枚の見事な花びらを開き、それが自ずから立派な実を結ぶように、大いに修行に励んで迷いを転じて悟りを開き自然と仏果は得られるという意味です。
蕾が開いて花開く姿を想像させますね。これから花の盛りを迎えます。自分の花を咲かせてみましょう!
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