2013年03月13日

花は野にあるように

3月11日は衆議院の三谷英弘さんの稽古。毎月熱心に通ってくださるのでこちらも楽しく稽古をさせていただいてます。今回は茶花を入れるのに挑戦してもらいました。
入れ方のコツを少しお話すると実に見事に花を入れてもらいました。

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乙女椿と山茱萸が調和していてとても花の良さが最大限に引き出されている様子わーい(嬉しい顔)以前よんだ岡倉天心の「book of tea」の中に花のことを書いている章があります。茶人たちが、いかに花に敬意を払ってきたか、もの言わぬ花への慈しみが書かれています。
こういう花を入れられる三谷さんには茶人としての素質があるのだろうと思います。
また、稽古中に秘書の方に何度も電話が入っていました。その電話が長引きそうだと察した三谷さんが「電話をいったん切るよう」指示。お茶の稽古に来ることが自分にとって大切な時間だと、しかも電話の相手の先輩秘書の方に聞こえるように指示を出されました。何か急ぎの用事かもしれないのに稽古を大切に思う三谷さんの気持ち、うれしく思いました。そして、そのあと電話できるタイミングが来た時に改めて「今電話するように」の指示。自分たちもこういう人格者が国会議員になり人の見本となってくれることを期待しています。いいお茶人になって日本を代表する人物になっていってほしいものです。
posted by torianchado at 00:08| Comment(0) | 日記
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