2013年05月16日
風炉の稽古
先月半年間使った炉壇から灰をあげて休ませている。そして風炉の中に風炉灰を入れて半年ぶりに灰形を作り、稽古をしました。今月は数年前に買っておいた『鯉桶水指』を使って稽古をしました。鯉を運搬する桶を水指の大きさにして家元が好みものとされたものです。うちにあるのは淡々斉好みの『朱』の鯉桶。紫の紐がついていて点前中に紐を解いて結び直すという扱いがあるもの。今の御家元の初節句の時に好まれたものだそうです。その後潤塗のこげ茶色のものを鵬雲斉宗匠が好まれ、紐は胴の部分に結んだままになったということでした。趣向を変えて稽古を楽しくするのもモチベーションがあがります。
posted by torianchado at 09:46| Comment(0)
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