先日図書館で何気なく手にした本、タイトルは三世澤村田之助という。最近歌舞伎に少し興味を傾けています。江戸の歴史を勉強し始め、歌舞伎も面白そうだと思ったからです。現在も澤村田之助さんは紀伊国屋の屋号で活躍されてますが三世田之助は幕末明治の女形として人気の役者でした。名前を知ったのは大沢たかおさん主演の『仁JIN』で田之助が登場していたからでした。この三世田之助は九代市川団十郎と人気を二分した名役者で当時の女性が『私も田之助みたいに綺麗になりたい』と言ったくらい美しかったそうです。プライドが高く他の役者の悪口を言ったりすることもしばしば。しかし、役者魂は凄いと思いました。何と壊疽にかかり左右の足を切断。日本で初めて義足を付け舞台に立ったそうです。しかも人気は衰えなかったとか。その後手も壊疽にかかり切断

しかし、それでも舞台には立ったそうです。まさに芸に生きて芸に死んだ一本筋の通った人生を歩んだ役者です!今自分の中でちょっとしたブームです
posted by torianchado at 09:43|
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日記