以前「なごみ」という雑誌に紹介されていた「茨木市立キリシタン遺物史料館」へようやく行ってきました。「なごみ」の中で作家の山本兼一さん(利休にたずねよの著者)が訪れてインタビューをされていた内容にとても興味があり自分で行ってみることに

大阪府茨木市千堤寺地区、下音羽地区はかつてキリシタン大名高山右近の領土であった関係で多くの住人がキリシタンに改宗をしていました。その後、豊臣秀吉の伴天連追放令,領主高山右近の領地没収、高山右近のマニラ追放など厳しい弾圧をうけます。その後地域の人々は信仰を捨てずに明治維新後の明治6年、禁教令廃止まで守り続けていました。


こちらが私たちも教科書で見たことがある「聖フランシスコザビエル画像」が発見された「東家」

この地域全体が散策できるようになっています



普通のご自宅を改装したようなこじんまりしたつくりでした。
中ではDVDを見せていただき、クルス山で発見された墓石や、「開かずの櫃」から発見されたキリストの磔刑像、中世ヨーロッパで作られたメダイなど守り続けられた遺物が展示してありました。

今回は娘と二人で訪れました。最後に記念撮影をさせていただきました。
こちらの女性は中谷さんこの地区のキリスト教信者の末裔の方です。
posted by torianchado at 09:42|
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