2013年10月18日

おもてなし

今企業研修用の資料を作っています。茶道の中で「もてなし」ってなんだろうと改めて考えてみると言葉にするのはほんとに難しいです。一部しか伝わらないかもしれないのですが考えたことを少しまとめてみました。まずは茶道は「亭主」「客」がいて初めて成り立つものです。一人では行えないものです。対人関係が中心になってきます。これは日常生活となんら変わらないことです。「もてなす」というのは相手がどうすれば喜んでくれるかに心を尽くすことだと思います。これは亭主側に要求されることです。相手に思いを巡らせ茶会で使うお道具、お茶、お菓子などを決めます。自分がしてほしいことを他人にしてあげればよいしかし相手の好みもあるので「客」をよく知って相手目線で準備することがひつようです。「客」は招いてくれた人にやはり思いを寄せ準備の大変さや招かれる楽しみを胸に秘めて茶会に臨むことが大切です。互いによい心で相手のことを思い茶会に臨む。これには肩書き、社会的立場を外すことが必要になります。そこでつくばいで心を清め、茶室の入り口の刀掛けで身分をはずし、塵穴に余計な雑念を捨てて、頭を下げて謙虚な気持ちになって茶室に入る。余計なものをすべて外に置いてきたらもうありのままの自分しかない。亭主は招くために茶室や露地を掃き清めやはり心の塵を掃き清めて「客」と対座します。互いにありのままの自分になりさらに点前で道具を清め心の塵を払います。そして限られた時間の中で同じ時間を共有します。互いに相手を思いながら楽しい時間を過ごすこと。お客様にこのような環境を提供し同じような気持ちになってもらえるようなソフトを作ることは「おもてなし」だと思います。「もてなし」は自ら考え行動することによって生まれてくるものだろうと思います。終わりはなく常に反省と改善を繰り返して洗練されていくものだと思います。
posted by torianchado at 23:57| Comment(0) | 日記
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