2013年12月04日

豊かさ

つい最近の新聞に西武セゾングループの創業者『堤清二』さんが亡くなられた記事が載っていました。経済界、文学界で異才をはなった巨人という印象を持っていましたが、ご自身の自伝の中で語られていたこんな記事が目に止まりました。
読売新聞の記事より
『おいしい生活』『不思議、大好き』糸井重里さんらのコピーを時代の合言葉に送り出し、バブル景気を勢いづけた自身の仕事を、『どうも私は日本を堕落させ、渋谷の街を汚なくしたとしか思えない』と自虐的に語っていた。『経済的な豊かさと人間としての豊かさとは、関連はあるが別のものです』ブランド品も外食産業による便利さも真の幸福には役立たず、『結局は格差を広げ、地域の共同体を壊し、質実剛健を尊ぶ日本人の倫理を低下させてしまった』。以下略

パナソニック創業者松下幸之助氏が物質的な豊かさが広まり心の豊かさが失われる事を危惧して『PHP研究所』を設立されたのも同じ理由ですが、どちらかに偏りすぎては真の幸福は得られないと思います。とはいえバランスをとることも至難のわざ。幸せにはそれぞれの形があり、満足度もありこれが絶対という事はありません。つまるところ『お互いさま』とか『今生かされていることを知り満足する知足』。
互いに肩書きを取り去った心の交流を持つことが幸せを体感できる分かりやすい方法ではないかと思います。物質的、精神的両方で今の現状を受け入れることができれは幸せのヒントがつかめるのではと思います。

堤清二さんの記事はそんなことを考えさせてくれました。
posted by torianchado at 16:16| Comment(0) | 日記
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