2019年03月04日

日常と非日常

モノの見方を変えれば知らないことが見えてくる。
土曜日の稽古の時社中のI君から「畳を歩く時なぜ足を擦って歩くのですか?普段歩いてる時に足を擦って歩くうるさいと注意されます」というような質問があった。なるほど、摺り足にしてもお茶を飲む時にたてる音にしても日常ではあまり歓迎されない。しかしそれが茶室になると途端に心地よい音になる。静けさの中での吸い切る音、テンポ良く畳を擦って歩く音。日常のようにたくさんの音の中でのその音は耳障りかもしれない。しかしその音しかない空間では全く別の意味合いに変化する。変化するというか人がそう感じるのである。人は環境によって影響を受ける。良い環境に身を置くように日頃から心がけたいものである。

posted by torianchado at 23:07| Comment(0) | 日記

2019年02月25日

極上の味

先日、中学生クラスの生徒さんの大叔母にあたる方が稽古場に来られました。さらに驚いたのは裏千家の学校の卒業生で先輩にあたるということでした。
沖縄から謝花きっぱん店の冬瓜漬けをお土産にもらいました。
稽古でバタバタしていてあまり話せなかったのですが、お菓子を開けてみて栞を読んでみると琉球王朝が王府や冊封使へ提供した琉球伝統菓子でした。
また味が表現できないくらい美味しく土曜日の稽古の人たちとも分けていただきました。
作るのにとても時間のかかるお菓子のようで現在使っているのはこちらのお店のみだそうです。
本物はいつの時代も守る人がいて人に愛され残っていくのです。
良いものを残していくのは時間もお金もかかります。
それでも人がそれを残そうとするのは、そのモノやコトが良いものだからです。
良いモノやコトには理由がありません。何故と聞かれても『それが良いから』としか言えません。

お茶もそうやって残ってきました。
何故と思うなら自らが始めてみないとわからないと思います。

その日稽古に来ていたジェニファーさんが『フィリピンにも同じお菓子があって露店で普通に売られている』ルーツは近いのかもしれないですね。
posted by torianchado at 12:27| Comment(0) | 日記

2019年02月19日

教えるプロになる

先週のことですが子供たち2人を連れて尊敬する書道の伊東天真先生の虎ノ門のオフィスにお邪魔しました。
何を習うにしても尊敬できる人格なら方から学ぶのが一番です。

基本から学び、手本に沿って字を書いていく。
いつもお目にかかるとたくさんのことを教えてもらいますが一つのことに気づきました。
兎に角、楽しそうにポイントだけをおさえて教えておられるのです。
自分は自分の理想の点前の形を出来るだけ細かく教えますがそれでは習ってる方もよく分からなくなってきます。そして褒めるのがとても上手い。

これだけでも子供を連れて行った甲斐がありました。

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いつも何からでも学ぶ姿勢を持ち続けたいものです。
posted by torianchado at 20:01| Comment(0) | 日記

2019年01月31日

振り返ってみれば

It was two years ago when Air B&B mailed us to ask whether we were interested in offering unforgettable experience to foreign tourists.
A concept of hospitality was to let them travel with such a feeling as living at home and make them have an unique opportunity never available through package tours.
The world tea ceremony pursues lies in Harmony, Respect, Purity and Tranquility with sharing different national identity and acknowledging dignity each other.
Every meeting with foreign guests has always been so inspiring for us.
450 foreign friends have visited our home to make an once-in-a -lifetime chance of learning a manner of making green tea in our straw matted room beyond the race.
Every day we thank an opportunity of wonderful encounter and hope seeing many more those who little know about an essence of tea ceremony.


もう2年以上前になりますが、AIRbnbから
海外から日本に旅行来る外国人の方にステキな体験を提供しませんかとオファーがありました。
体験のコンセプトは暮らすように旅をする。
パッケージツアーではできない体験を提供してほしいとのことでした。


茶道の目指す和敬清寂の世界、それぞれの国の違いを互いに共有し理解し合うそんな体験を目指し始めた体験。毎回が新しく素晴らしい出会いばかりでした。
それから今まで、約450人の新しい友達が家に来て畳の部屋でみんなが国や人種の違いを超えて一碗の茶を通して一期一会の出会いを体験しました、、


今日もこれからも素晴らしい出会いに感謝して茶道を知らない多くの人と分かち合いたいです。

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posted by torianchado at 20:55| Comment(0) | 日記

2019年01月26日

キャパシティを広げる

教室には現在2人の外国人の生徒さんがいます。点前の所作を初めから外国語で説明して教えるのはとても困難なことでした。しかし、1人は外国に生れながら日本が好きで日本で仕事もしてる方。ずっと受け入れてくれるところを探していだと言っていました。もう1人は日本の茶道を学びたくてわざわざ教室を探してやってきました。期間は1年。こういう想いを持つ人に国籍は関係ないですしやはり一生懸命伝えてあげたいと思います。そうすると日本語で考えていることがまだ言葉は足りない所もありますがお互いお茶を通じて意思の疎通はかなり取れるようになりました。日本語で説明できないことは他言語でもやはり説明はできません。
そうやって必要としていることや、強く願うことによって自分のベクトルがその方向に向かって進んでいきます。何かを成し遂げようと思ったら途中であきらめずに何があっても続けること以外に道はありません。
そうして自分が教える事によって成長させてもらえるのです。足りない何かを求めるよりも答えのほとんどは自分の中にあります。それを気づかせてくれたお茶に出会えて本当に幸せです。
posted by torianchado at 22:29| Comment(0) | 日記