2013年05月16日
風炉の稽古
先月半年間使った炉壇から灰をあげて休ませている。そして風炉の中に風炉灰を入れて半年ぶりに灰形を作り、稽古をしました。今月は数年前に買っておいた『鯉桶水指』を使って稽古をしました。鯉を運搬する桶を水指の大きさにして家元が好みものとされたものです。うちにあるのは淡々斉好みの『朱』の鯉桶。紫の紐がついていて点前中に紐を解いて結び直すという扱いがあるもの。今の御家元の初節句の時に好まれたものだそうです。その後潤塗のこげ茶色のものを鵬雲斉宗匠が好まれ、紐は胴の部分に結んだままになったということでした。趣向を変えて稽古を楽しくするのもモチベーションがあがります。
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2013年01月25日
新しい稽古日
去年から考えていた新しい稽古のクラスがようやく始まりました。大きな目標は今住んでいる目黒区から日本文化をどんどん発信していく事。日本を知らない日本人に日本文化を紹介するという使命感
今回は年末の衆議院選挙で当選した三谷英弘衆議院議員、目黒区議秋元かおる議員に参加していただきました。もちろんお茶を習うのは初めてというお二人ですが茶道の唱える『道、学、実』の三本柱を軸にして『お茶を習うとどういう事が身につくのか?』をお話し『茶会に招かれた時の席入りの仕方、床の間の拝見の仕方』『正座で足がしびれた時の対処法』を実際にやっていただきました。その後交代で点前座に座っていただき初点茶体験
最後に道の話としてパナソニック創業者松下幸之助さんの著書から『日々新』をみんなで読みました。掛軸に『日々是好日』を選び、心構え次第で毎日最高の日を過ごせるという有難い話をみんなでシェアしました。2月もまた良い稽古にしたいと思います。そして沢山お茶の良さを発信してもらえる人にお茶をどんどん紹介したいです。


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2012年11月19日
浜千鳥のかるかん
今日は炉になって2回目の稽古
最近ずっと前に買ってそのままになっていた続くり和菓子の本を何気なく開いてみてどうしても自分で作ってみたくなった。ということで早速材料を仕入れに近くのスーパーへここなら特殊な材料もそろっているのでとりあえず「大和芋、グラニュー糖、上新粉ついでに道明寺粉」を購入して自宅で作ってみることに
父親のすることは何でもやりたがりの長男も少しだけ手伝い

材料を順番に混ぜていき、蒸し器に入れて約20分程強火で蒸して完成。真っ白です
何か物足りなさを感じ、1回目は家族のおやつに
もう一度栗を入れて挑戦!そうだ!焼印で何か押せば雰囲気が出るかもと単純に思い焼印を購入
そして「千鳥」の焼印をお菓子に押してみると

完成!栗はいらなかったかも
ちょっとごちゃごちゃしていますが今日の稽古で出してみることに
評判は上々でした。うーん・・・もっと作ってみたくなったので色々なものに挑戦していこう!皆さんお付き合いよろしく!









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2012年11月09日
炉開き
11月の最初の稽古は社中のみんなとともに善哉をいただきながら炉開きを祝う





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2012年09月14日
西湖(せいこ)
9月に入ってまだ残暑が厳しい。京都修行時代はこの時期になると必ず亀屋末富の初雁というお菓子を頼んでいた。これは黒糖の葛菓子にユリ根をいれて夜空に雁が飛んでいる姿を写した秋らしいお菓子だ。9月とはいえまだ葛菓子を食べて暑さをもう少ししのぎたいところだ。京都紫野和久傳のお菓子で西湖(せいこ)というお菓子がある
ちまきのように笹に包まれていて笹の香りが涼しさを誘う。

和三盆と蓮粉(蓮根の粉)を入れた葛菓子。
末富の初雁は黒糖だったがこちらは和三盆なので口当たりがやさしい。後から甘味が付いてくるようなお菓子だ。二子玉川高島屋で購入できるので興味のある方はぜひ食べてみて
末富の初雁は黒糖だったがこちらは和三盆なので口当たりがやさしい。後から甘味が付いてくるようなお菓子だ。二子玉川高島屋で購入できるので興味のある方はぜひ食べてみて

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