2019年10月07日

後をいく者に

記憶力には意外と自信があった。いいことも嫌だったことも自分が学んだ貴重な体験だから出来るだけ忘れたくない。10月4日長男の誕生日の日は色々な大切なことがかさなる。この日はキリスト教の聖人アッシジのフランシスコの記念日であり、また長男の学校の創立者近藤真琴先生の命日でもある。また靖国神社では鵬雲斎大宗匠による献茶式が執り行われるのもこの日。国内外に茶道の良さを伝えてこられ尚精力的に活動を続けておられる。京都修行時代は色々教えていただいた。よくお叱りも受けた。しかし海外への普及のお手伝いをたくさんさせていただいたことは今教室で実践していることに大きな影響を与えているのは確かです。
いつかお目にかかれる機会があるかと国内外にお茶の良さを伝え続ける。大きな背中はずっと先を歩んでおられます。
posted by torianchado at 01:43| Comment(0) | 日記

2019年10月01日

茶事稽古

お茶の普段の稽古だけではお茶全体のすがたをを理解してもらうのは少し不足しています。
そのために年に2回ほど茶事をおこないます。

今回は限られた時間の中で茶事をおこないました。

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脇役達

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莨盆と火入

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炭手前

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懐石

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煮物椀

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後座の床

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干菓子

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薄茶


毎年思うのは、社中のみんなの成長。
たとえ去年と同じことをやっているように思えても、や 去年の自分とは違います。
いつかどんな形でも良いので友達や家族に茶道の素晴らしさを伝えてくれる人が
増えてくるのを楽しみにしています。
皆さんおつかれ様でした。
posted by torianchado at 10:20| Comment(0) | 日記

2019年09月28日

湿し灰を作る

家元修行時代の話ですが八月の八朔挨拶の後はしばらく稽古がありませんでした。京都の夏は蒸し暑くクーラーのない教場は風も通らず水屋に座っているだけで汗が滝のようにながれ出ました。
この時期を利用して教場の囲炉裏の灰を集め、リヤカーに乗せ駐車場へ運びました。フネと呼んでいたセメントをこねる時に使うものの中に灰をあけ、番茶と丁子を煮出したものを注ぎ入れました。
そのあと、茣蓙のうえに移します。
真夏の太陽の照りつける熱で灰を乾かし湿った状態で手で灰を揉みその後甕の中に入れていきます。
今年は夏時間がなかったのですが今日なら午前中日差しが強かったので一気に作りました。77A1F26B-CACE-4DBE-A53F-DF4B9D8EB614.jpeg2B9693CD-047B-422B-91CE-416010AD4A32.jpeg

灰は育てていくものだと言われています。毎年同じように時間をかけて作っていくと少しずつ色が変わり
深みを増していきます。

そのようにして時間をかけてやっていくのもいいことです。
時間をかけないと得られない結果は今の時代に必要かもしれません。
posted by torianchado at 16:36| Comment(0) | 日記

2019年09月26日

Effort always pays off,

幕末明治の頃河鍋暁斎という浮世絵師がいました。彼にはジョサイア・コンドルというイギリス人の弟子がいました。コンドルは建築家ですが、縁があってその後日本で暮らし日本人女性と結婚しその生涯をこの国で終えています。
人は感動を喜びとし美しいものに心惹かれる、そういうものだと思います。
先週の日曜日に東京入国管理局から社中のヤニック君の文化VISAの許可書が届きました。
3回目の書類提出を終えて、半ばあきらめていたところにまさかのことで驚きました。

彼は、日本にいて茶道を学ぶことを夢見てお金を節約し、1年間滞在できるようにできる限り準備をしていました。やはり強い意志があって正しい努力をすれば道が開けるということを身をもって教えてくれてたヤニック君に感謝の気持ちでいっぱいでした。
これから1年何を伝えられるか、たくさん学んで欲しいと思います。

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世界中から弟子が集うそんな教室になればうれしいです。^_^
posted by torianchado at 11:19| Comment(0) | 日記

2019年09月19日

伝わり方、感じ方

『ローマでお茶を』チェントロウラセンケ奮闘記は尊敬する野尻命子先生がその半生を本にまとめられたもので、私の愛読書の1つです。
その中にヨーロッパの人は気になることがあるとその場で質問することの方が多くそういう習慣だということ。日本人の感覚だと相手の言葉の中や態度から『慮る』のが良いとされるし、自分でもその感覚が好きです。
先日友人がSNSに投稿していた内容が間接的でしたがその言葉の意図することがよく伝わり感激しました。

相手との関係がかけがえのないものであればあるほど少しの言葉で伝わります。

お茶のやりとり、間の取り方、言葉遣いはそれを越えて伝わります。
お茶で人間を磨き心地良さ、心の声を聞く自分でありたいです。
posted by torianchado at 00:58| Comment(0) | 日記